No.33【継続するコツは?】
2019.03.20
◆「学んだことのただ一つの証(あかし)は私が変わること」
毎回、研修の参加者にお伝えしていること。
研修の最後に「具体的実践決意3項目」を決めてもらい、
チェックカレンダー(やれた、やれないを記入するフォーマット)に
記入して持ち帰って頂く。
修了生の方に、
「その後、具体的決意は続けられていますか?」とたまに質問する。
「はい。続けられています。自分に自信がもてるようになりました。」
と笑顔でおっしゃる方。
一方で、「いや~最近は。。。」とバツの悪そうな表情をする方も。
「継続は力なり」と言うものの、一方で、「継続は至難の業なり」
そこで、今日は、「継続のコツ」について述べてみる。
◆良き行動習慣を身につけていく人は、こんなことをやっている。
1)楽しみ、気持ち良さを見つけること
例えば、
早春の今の時期、ウォーキングなどを始めるのにはいい季節。
新鮮な空気を吸って、自然の息吹を感じる等、周囲の環境の変化に気づく。
自分の体調が良くなる。
「気分の良さ」を身体が感じだすと、人間の脳は自動的に続けたくなるもの。
気分の良さを感じだすまで、続けてみることがまず大事である。
2)自分へのご褒美を用意する
「達成率70%だったら、欲しかった○○を買っていいと自分に許可をだす」
「家族とプチ贅沢な旅行をする」(家族の応援も得られますし・・・)
決意をやめる理由や正当化は、誰もが天才的。
続ける理由(動機づけ)を如何に自分で作り出すか?
3)DMP流「3日坊主」
普通の3日坊主は、3日ほどはやるものの、
4日目、5日目ぐらいでやめてしまう。
DMP流「3日坊主」は、続けられない日があってもOK。
気づいた時が、いつもスタート。
取りあえず、また今日から3日間だけやってみる。
さぼる時があっても、自分を許してあげて、また始めたらいい。
4)有言実行
家族や会社の仲間に公言する。
「~をやることに決めたから、応援してね。」
「~やれてる?と時々声をかけてね。」
続ける為の刺激を受けられる環境を自分の周囲につくること。
仲間とラインなどのグループを作って、
「今日も実行できました。」
「今日は、さぼっちゃった。」と正直なやり取りをする。
仲間からの刺激は、継続の大きな刺激(環境)になる。
5)具体的な行動レベルの目標で決め、見える化(記録)すること
例えば、
・「やせる(ダイエットをする)」ではなく、
→毎日、お風呂上がりに体重計に乗り、グラフに記入する。
→行動や、効果が「見える化」できると達成感を味わえたり、
自分を客観的に見つめられたりする。
・「職場の整理整頓をする」ではなく、
→毎朝、仕事の始めの10分間に、机上と、情報ホルダーの整理整頓をする。
→DMPのチェックカレンダーや自分の手帳に、○×などで記録をつける。
6)習慣化する行動を「書く、貼る、見る、読む」
普段の仕事や生活で、必ず目につくところに、
行動目標を「書く、貼る、見る、読む」をする。
例えば、冷蔵庫の扉、トイレの壁など。
ここまで述べたことは
『継続するための、環境を自分で作り出す』
ということである。
「継続は力なり。それは、自信となり、誇りになる。」
4月から、新たな期を迎える会社も多いことだろう。
新たな良き習慣づくりに向かって、何か始めるのはどうだろうか?
また、皆さんがやっていらっしゃる継続のコツがあれば、
ぜひ教えて下さいませんか!