No.118 新年号【 私の年頭五誓(自警) 】
2022.01.05
◆今年の干支「壬寅(みずのえとら)」はどんな年?
干支は世の理(ことわり)を知り、未来に備えるために生み出された暦のシステムです。
今年の干支は「壬(みずのえ)・寅(とら)」
「壬」は、土の下で芽が膨らんで土がぐんと盛り上がっている様子、もしくは生き物が子孫を残すための繁殖期の意味。厳冬、静謐、沈滞。
「寅」は成長、発育、誕生、春の象徴。強く大きく成長するといったことを表している。
従って、「壬寅」の今年は、厳しい冬を乗り越え、芽吹き始め、新しい成長の礎となる年、ということになります。
この数年のコロナ禍による、経済・仕事・暮らしの苦労を乗り越え、100年に一度と言われる大変革期の中、新しい成長に向かって、基礎を築く年になる、ということでしょう。
◆安岡正篤先生の年頭五誓
東洋哲学の巨人、昭和の碩学と言われた故 安岡正篤先生の年頭の誓い。
(株)ディーエムピー時代は、
毎年この言葉を年賀状のご挨拶としていました。
一、年頭まず自ら意気を新たにすべし
一、年頭古き悔恨を棄つべし
一、年頭決然滞事を一掃すべし
一、年頭新たに一善事を発願すべし
一、年頭新たに一佳書を読み始むべし
これにならい、年の初めに、小生も年頭の5つの抱負を立ててみました。
◆抱負その1:「変化こそ常態」。「変化を楽しみ、気軽に試すことに挑戦」
還暦目前にして、守りに入らず、気軽に新たなことを試す、挑戦の中に青春の心あり。
◆抱負その2:「知識を教えてくれる人や環境」より「気づかせてくれる人や環境」を求めること。
昨年友人から教えられたこの言葉。人は環境の動物。そして、自分を見失いがちになることが多い自分。他者との関わり合いの中で「気づく」ことを大切にしよう。
「何を知っているか?」より、「何を為しているか?」こそが重要なのだから。
◆抱負その3:威張らない、目立たない。
「オレがの『我』を消す練習をする」「かがみ(鏡)」から「が」を取ると「かみ(神)」になる。
神社の御神体の鏡に自分を写すがごとく、自分の「我」を見つめながら、それを出さない練習をしよう!
◆抱負その4:笑顔を多く、穏やかに話す
イラチでせっかちな自分。焦って、あれもこれも話したくなる自分を戒め、笑顔で穏やかに。
◆抱負その5:健康一番!心とカラダの健全を保つ
3月の名古屋シティマラソン。3月末の四万十桜マラソン。4月の長良川清流マラソンにエントリー済み。それぞれ完走したらOK。
毎朝のストレッチ&ラジオ体操&坐禅(または、マインドフルネス)を続ける。
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皆様にとって、より良き1年になることをお祈りしております。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。