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DMP徒然草

No.114【 ゴミ拾いの下見をしたことがありますか? 】

2021.11.17

H君は、小生が主催する「早矢仕塾」のリーダーの一人。

塾生の交流を深めようと「ゴミ拾いのボランティア&バーベキュー」を企画した。

前日になって、「せっかくの企画なのに、会場の公園にゴミが落ちていなかったら?」と不安になり、会場の公園に下見に行った。

彼のF社の社長が日頃から、事前の段取り(下見)が大切だと教育している影響がこんなところでも発揮された。

 

会場につくと、ゴミがほとんどない!

管理人さんを訪ねて聞いた。

「ゴミ拾いのボランティアをしたいのですが、ゴミが落ちていないんですが・・?」

「明日は、日曜日だからきっとゴミを落として行く人は多いと想いますよ」

 

当日、やっぱり不安で開始より1時間前の8時に公園に行った。「ゴミが・・・ない」

 

また管理人さんを探して、落ち葉や枯れ草を集める掃除をすることにした。

参加を呼びかけたのは、塾のメンバーたちだったが、バーベキューが始まるころには、H君の会社のK社長、女性上司、同僚のご夫妻と子供、社長の長女で一緒にF社で働くご夫妻とお子さんが、打ち合わせしたわけでもないのに、三々五々公園に集まってきた。

皆、H君がリーダーとしてうまくやれているか?が気になったようだ。

塾の企画なのに、F社の参加者の方が多くなった。

 

「F社はすごいですね~」

と参加者のある人がいった。

H君の上司のO女史「うちではこれがあたりまえです」

社員が幸せ感を多く感じて、働ける会社とは、こんな会社だなあとも思った。

 

塾のメンバー、F社の会社の仲間を応援者として動かしたのは、ゴミ拾いの下見にいくH君のひたむきさ、責任感、その愛すべき行動だろう。

H君には、なんとも言えない「人としてのかわいげ」「放っておけない愛らしさ」がある。

経営の神さまと言われた松下幸之助翁は

「リーダーに必要な資質の一つは、かわいげ」と言っている。

 

H君のますますの成長が楽しみである。

K社長の電話のおかげで、朝から幸せな気分を頂いた。

 

以上

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