No.68【 敗者復活戦 ~Oさんからのメール~ 】
2020.10.14
先週も、五色園で、青年社員クラスを担当させて頂いた。
その第4日(木)の昼、嬉しいことがあった。
先週お届けした【第67回 敗者の行動を分析すれば】の Oさんからメールを
頂いたのだ。
しかも、Oさんのことを書いた先週の「徒然草」への返信メールで。
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◆Oさんからのメール
先日の研修では大変お世話になりました。
研修を終え、その日に工場に入り一人で仕事をしながら10日間、
研修期間の事、早矢仕さんの言葉、Y塾長の言葉や想いなどを思い返しながら
自分が父親に対して感謝しているのか?を自問自答。
一つ感じた事は、子供の頃から父親に対して私は怖い、恨み、憎しみとかを
持っていて周りを利用し、自分を守ってきている事に気付きました。
これは子供の時から、今も心のどこかで何も言われないようにする為にやってきた
行動だと思いました。
その時に、私は息子も同じように思っているのではないかと思いました。
同時に早矢仕さんが研修中に仰られたDNAの話を思い出し、
息子にもひどい事をしてきた自分がいる事に気づき、
息子と話す機会があり聞いてみると、私と同じ感情を想っている事が分かりました。
息子に大きなキズを負わせていました。親父としても失格。
今まで私はいろいろな方を傷つけて生きてきた事に気が付きましたが、
変わらないとマズイという自分、存在価値がないと逃げようとする自分など
2週間ぐらい気持ちが揺れ動く自分がいました。
現在は息子と話をしたり、運動を一緒にしたりしています。
そんなことでキズは癒えませんが、今の私にはそんなことしか出来ません。
自分の時間をどのように使うかをしっかり考えて生きていきます。
そして今回の研修で、私が変わるきっかけを頂いたと思ってコツコツ頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
追伸:早矢仕さんからのプレゼントはすべて読み切り次の本を読んでいます。
新聞もしくはネット新聞を毎日読むように習慣化(癖)するように
意識しています。
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◆小生からOさんへの返信
Oさん
おはようございます。
五色園で青年社員クラス担当中です。
メール、ありがとうございます。
そして、おめでとうございます。
さりげない日常を変えだしたことは、すごいことです。
また、お父様との関係、息子さんとの関係を
正面から見直された勇気にも、敬意を表します。
「言うは易く、行うは難し」
DMPの実践は、日々の些事の中にこそあります。
それができずに、経営も家族関係も良くなることはあり得ません。
Oさんは、既にそれを実践されています。
習慣になるのに、3ヵ月、3年間、30年です。
日々のご多幸と貴社のご発展をお祈りしています。
有り難うございます。
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◆敗者復活戦
Oさんは、着実に人生の「敗者復活戦」を日々戦っている。
小生も、心が折れそうになったことは幾度とある。
そんな時、いくつかの歌に救われてきたことが多い。
その一つが・・・
『倒木の敗者復活戦』 作詞:中島みゆき
打ちのめされたら 打ちひしがれたら
値打ちはそこ止まりだろうか
踏み倒されたら 踏みにじられたら
答えはそこ止まりだろうか
光へ翔び去る翼の羽音を 地べたで聞きながら
望みの糸は切れても 救いの糸は切れない
泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦
あざ嗤(わら)え 英雄よ 嗤うな傷あるものよ
傷から芽を出せ 倒木の復活戦
https://www.uta-net.com/movie/136747/
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Oさん
「敗れることは恥ではない。
恥ずかしいのは、敗れて再び立ち上がらないこと」
共に、人生のリングで、戦っていきましょうね!