No.16【変われない理由(具体的決意を継続できない本質的要因)~変革を起こせるリーダーのあり方(その4)~】
2018.11.14
DMPを受講して頂いた多くの方のその後を拝見して、受講をきっかけに、
「仕事や人生のあり方が変わり、成果も変わった人」、
「”いい体験だった”で終わり、結局何も変わっていない人」がやはりいる。
組織変革を考える時、リーダー自身の、そして部下の自己変革についての
要因をしっかり持っておくことは大切なことではないでしょうか?
そこで、私の体験から・・・
◆変われない理由(自己変革への具体的決意を継続できない本質的要因)
1)本当になりたい自分(欲や志=仕事や人生の目的)を決めていない
→だから面倒なこと、障害があると「できない」理由を探す
2)プラスの刺激を受ける(継続できる)環境を自分で作らない、選ばない
→変わる人は、明確な目指す人物像(憧れの人物・尊敬する人)を
持っていることが多い。
あるいは共に頑張る仲間を大切にし相互にプラスの刺激を与える関係がある。
→【人は人の中でしか、磨かれない】
◇「類は友を呼ぶ」の法則
プラス思考で常に挑戦する人は、そうした人と交流し、
現状維持、マイナス思考の人は、そうした人と交わり、
愚痴や不満を共有し、なぐさめや傷のなめあいをする。
◇自分で刺激を受ける環境をつくる
ex) 目標を「書く、貼る、見る、読む」、イメージ図を貼る
3)できない(本当はやらない)理由をさがす習慣(クセ)がついている
→物事をなす人は、不可能を可能にする知恵、創意工夫をする
4)先送りグセがある(いつか、どこかで)VS(今、すぐ、ここで)
→「志の至らざるは、無常を思わざるが故なり」(釈迦)
5)周りの人に好かれる、合わせることを目的にしている
(他者評価を基準に生きている人)
・いい人と思われたい
・よく評価されたい
・傷つきたくない(劣等感と優越感)=弱く・未熟な自分を見たくない
→目標未達を体験したくないから、目標を持たない人も。
6)自分を客観的に見つめない(自己内省力)の欠如
◆さて、あなた自身やあなたの部下にあてはめると如何だろうか?
結局は、「因は己にあり」ってことになりますね。
『敗者は真の敵は己の心にあることを知らない』
~DMPチャート『敗者の行動を分析すれば』より~